2025/08/21
【意外と知らない?!】デイケアとデイサービスの違いを説明!
デイケアとデイサービスの違いとは?
デイケアとデイサービスは、いずれも「日帰りで通いながら介護サービスを受けられる施設・サービス」である点では共通していますが、その仕事内容には違いがあります。
今回はデイケアとデイサービスの違いについて、わかりやすく解説します。
また、それぞれの職場で活躍できる人の特徴についてもご紹介します。
「介護の仕事に興味はあるけれど、自分に向いているか不安…」という方は、ぜひ参考にしてください。
デイケア・デイサービスとは?
「デイケア」と「デイサービス」は、どちらも利用者が日帰りで通い、それぞれの状態やニーズに応じた介護サービスを受けられる施設・サービスです。
「デイケア」と「デイサービス」は似ていますが、提供される内容や目的に違いがあります。
仕事内容の違いとは?
上記では内容・目的の違いを説明しましたが、仕事内容にも違いがあります。
デイケアとデイサービスで異なるポイントとして、「提供されるサービスの詳細内容」が挙げられます。
サービス内容が違うため、それぞれで働く介護職員の仕事も少し異なります。
≪デイケア(通所リハビリテーション)の仕事内容≫
・リハビリ補助
┗理学療法士や作業療法士の指示に従い、利用者が安全にリハビリできるよう介助
・医療的ケアの補助
┗看護師と連携し、バイタルチェックや服薬管理のサポート
・日常生活介助
┗食事・入浴・排泄の介助
・送迎業務
┗利用者の自宅と施設間の送迎を担当する場合あり
医療職とチームを組み、**「リハビリ中心の生活支援」**を行うのが特徴です。
≪デイサービス(通所介護)の仕事内容≫
・日常生活介助
┗食事・入浴・排泄の介助が中心
・レクリエーションの企画・運営
┗ゲーム、体操、趣味活動などで利用者の交流や楽しみを提供
・見守り・声かけ
┗認知症の方の不安軽減や孤立予防のためのコミュニケーション
・送迎業務
┗デイケア同様、自宅と施設間の送迎あり
医療職は常駐しない場合が多く、**「生活の支えと心のケア」**が中心です。
デイケアとデイサービスでは、働くのに向いている人も違う!
デイケアとデイサービスは、どちらも日中にサービスを提供する施設であるため、日勤だけで働きたい方に適しています。
しかし、両者は提供するサービス内容が異なるため、「どのような人が働きやすいか」という点にも違いがあります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
≪デイケアに向いている方≫
・医療やリハビリについての知識を身につけたい方
・介護のスキルを幅広く活かしてさらに伸ばしたい方
・他の職種のスタッフともスムーズにコミュニケーションを取れる方
▼
医療ケアやリハビリを提供するデイケアでは、医師・看護師・リハビリスタッフなどと連携して業務を行う必要があります。
さまざまな職種とコミュニケーションを取りながら、介護を中心とした専門的な知識やスキルを身につけたい方に向いています。
≪デイサービスに向いている方≫
・幅広い介護度の方に対応できる知識やスキルを身につけたい方
・利用者さんと接することや交流することが好きな方
▼
デイサービスでは、さまざまな介護度の利用者さんに対応します。
多様なケースを経験できるため、幅広い介護知識やスキルを身につけたい方にぴったりです。また、利用者さんと接する機会も多いため、積極的にコミュニケーションを楽しみながら働きたい方に向いています。
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このように、デイケアとデイサービスは、それぞれ目的や提供するケアが異なります。
自分がどのような介護に関わりたいか、どんな働き方をしたいかを考えながら、施設の特徴を理解して選ぶことが大切です。
両者の違いを知ることで、より自分に合った職場を見つけやすくなるのではないでしょうか。
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