2026/05/27
看護師の方必見!認知症ケア専門士とはどんな資格?
2026年現在、超高齢社会を迎えた日本において、医療・介護の現場で最も求められているスキルのひとつが「認知症ケア」です。
特に看護師の皆様からの関心が高く、スキルアップの第一歩として注目を集めているのが「認知症ケア専門士」です。
今回は、この資格がどのようなものか、取得方法や難易度、そして今後のキャリアにどう活きるのかを詳しく解説します。
認知症ケア専門士とはどんな資格?
一般社団法人 日本認知症ケア学会が認定する民間資格です。
2005年に創設され、認知症に対する高い知識と技能を備え、質の高いケアを提供できる専門技術者を育成することを目的としています。
看護師にとってこの資格は、「疾患を治療する」という医療的視点だけでなく、
「その人らしさを尊重し、生活を支える(パーソン・センタード・ケア)」という視点を深めるための強力な武器になります。
認知症ケア専門士になるには?
資格を取得するためには、学会が主催する認定試験(第1次・第2次)に合格し、登録を行う必要があります。
受験資格(実務経験)
試験実施年の3月31日を基準として、過去10年間に3年以上、認知症ケアの実務経験があることが条件です。看護師として病棟や施設で認知症の方に関わっていれば、多くの場合この要件を満たします。
試験のステップ

試験の難易度は?
認知症ケア専門士の合格率は、例年40%〜50%前後で推移しています。
民間資格の中では比較的難易度が高く、「なんとなく」の知識では合格できません。
公式テキストをしっかり読み込む必要があります。
看護師が受ける際のポイント:
医療的知識(症状や薬理)については、看護師の皆様にとって馴染み深く得点源になりやすいです。一方で、「介護保険制度」や「社会資源」といった福祉分野の法律・制度に関する問題で苦戦する方が多いため、ここを重点的に対策するのが合格のコツです。
現状と今後のキャリアへの影響
2025年に団塊の世代が後期高齢者となり、2026年現在は認知症の患者数が急増している真っ只中です。それに伴い、本資格の価値は年々高まっています。
① 現場での「リーダー」としての評価
一般病棟においても、認知症によるBPSD(行動・心理症状)によって治療がスムーズに進まないケースが増えています。資格を持つ看護師は、不穏な患者様への対応や、他スタッフへの指導役(リソースナース)として頼りにされ、現場のマネジメントを円滑にするキーパーソンとなります。
② 転職市場での強力なアピールポイント
国家資格ではありませんが、採用側からは「認知症ケアに対する高い意欲と専門的な知識がある」と高く評価されます。特に、療養型病院、精神科、介護施設、訪問看護への転職では、資格手当がつくケースや、採用の決定打になることが多くあります。
③ さらなるステップアップへの土台
「まずは認知症ケア専門士を取得して体系的に学び、将来的には日本看護協会の『認知症看護認定看護師』を目指す」というキャリアパスを描く方も増えています。
まとめ
「認知症ケア専門士」は、患者様の不安を取り除き、ご家族の負担を和らげ、そして何よりあなた自身の看護の引き出しを豊かにしてくれる素晴らしい資格です。
「今の職場で実務経験として認められる?」「資格取得を支援してくれる(受験費用の補助などがある)病院に転職したい」といった具体的なご相談があれば、いつでもメディケアJOBにご相談ください!
あなたのキャリアアップを全力でサポートいたします。
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